主な製品はシャワー洗浄機、超音波洗浄機、炭化水素洗浄機などの各種洗浄設備です!
工業洗浄設備の研究開発、製造、技術サービスに特化
医療機器
医療機器製造工程における工業用超音波洗浄装置の清浄処理への応用（部品加工後から組立前処理までのガイドライン）
一、機械加工部品後処理洗浄
適用事例： 切削／プレス／鋳造などの工程後の金属部品
代表的な汚染物質：
- 切削液残留（鉱物油、乳化液）
- 金属粉塵（鉄、チタン、ステンレス微粒子）
- 熱処理酸化層
洗浄方法：
三槽式洗浄システム：
- 槽1：40kHz超音波＋アルカリ系脱脂剤（pH 10.5）による重油汚れ除去
- 槽2：80kHz超音波＋脱イオン水すすぎ
- 槽3：純水超音波＋防錆剤
二、精密射出成形品の洗浄処理
適用事例： 高分子材料医療機器部品（導管コネクタ、センサハウジングなど）
代表的な汚染物質：
- 離型剤残留（シリコーンオイル類、ワックス）
- 粉塵汚染
- 静電気吸着微粒子
洗浄方法：
1．低温精密洗浄プロセス：
- 60kHz中周波超音波＋非イオン性界面活性剤（40℃一定温度）
- 二酸化炭素雪洗浄（ドライ静電気除去）
2．材料保護対策：
- 温度感知警報システム（±1℃制御精度）
- ポリカーボネート専用中性洗浄剤
達成効果：
- 離型剤残留量＜5μg／cm²（GC-MS検査）
- 表面抵抗値＞10^12Ω（ISO 10993-10の静電気防止要件を満たす）
三、滅菌前処理洗浄
適用事例： エチレンオキシド／放射線滅菌前の最終製品洗浄
工程目標：
- 有機物干渉の除去（滅菌の有効性を確保）
- 初期バイオバーデンの管理
洗浄方法：
1．バイオ洗浄統合システム：
- 酵素洗浄剤によるタンパク質残渣分解（40℃活性化）
- 132kHz高周波超音波による浮遊菌不活性化
- 最終0.1μm超濾過水洗浄
四、インプラント表面最終処理
適用事例： 整形外科／歯科インプラントの出荷前処理
工程要求：
- 研磨剤（アルミナ／ダイヤモンドペースト）の除去
- 安定した不動態膜の形成
- 生体適合性の確保
洗浄方法：
1．四段階勾配処理システム：
- 超音波キャビテーションによる研磨残渣剥離
- 電気化学的不動態化処理（ASTM F86に準拠）
- 医療用純水超音波活性化
- 真空乾燥（露点-45℃）
2．表面完全性保証：
- レーザー共焦点顕微鏡によるオンラインモニタリング
- 表面粗さRa 0.05～0.2μm制御
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